| 4番 出 田 真樹子 |
| 筆でヨーロッパを旅したシェークスピア |
| この地図にはシェークスピアの主な作品とそれらの作品の舞台となった場所がのっている。おそらく全部知っている人、ましてや全部読んだことがある人は少ないだろう。題名は知っていたけどこんな話だったのか、と思うものが多いと思うのでぜひ全作のあらすじを読んでいただきたい。 場所を見つけるのは一苦労だった。本には書いていないし、検索しても見つからない。せいぜい書いてあるのは国名だ。マイナーな作品は特に見つけにくかった。また、土台となるヨーロッパの地図におまた苦戦した。ヨーロッパは複雑な形をした国ばかりで、書くならまだしもフリーハンドで切り絵となると非常に難しい。その上、関係のない国は茶色、登場する国はカラーにしたので別々に切っていかなくてはならなかった。最終的にジグソーパズルみたいにぴったりはまらなくてはいけないのでとても細かい作業だった。 最後に本のあらましを書く作業だがこれも決して容易なものではない。なにしろシェークスピアの作品はみな信じられないほど長くて、複雑で入り組んでいるものばかりなのだ。そう簡単に五行程度にまとめられない。どうしてここまで複雑なんだ、と泣きたくなった。「空騒ぎ」なんてその名の通り本当にくだらないことで話がどんどんこじれていき、一体趣旨はなんなんだと思わずにはいられない。とにかく大変だった。二度とシェークスピアの作品のあらましなど書きたくない。 私がこれほど苦労して書いたあらましだ。自分でも上手くまとめられたと思うので是非全部読んでほしい。本を読むよりずっと早いし、意外と楽しめる。 |
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